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鍋を毎日美味しく食べる秘訣は基本の作り方にあり!簡単なアレンジレシピも
鍋はスープと具材を用意するだけの簡単料理で、寒い冬は毎日でも食べたいですよね。しかし、毎日食べると飽きてしまったり、鍋の素にかかる費用がかさんでしまうのも事実…。
いつもの鍋をさらに美味しくするために、鍋の作り方として基本の具材の入れ方や順番を知っておきましょう。鍋の素に頼らず家にあるもので手軽に変わった味を楽しめるレシピもご紹介します!
鍋に具材を入れる順番や基本の作り方を知っていますか?
鍋は種類が変わっても作り方の基本や具材を入れる順番は変わりません。なんだか鍋が物足りないと思った時は一度基本の作り方を試してみてくださいね。
鍋は具材のだしが出て味が決まる
鍋はスープの味と食材からの出汁で味が決まります。そのため、特徴的なだしが出る食材は多くても5種類くらいまでにすると味がしまって良いでしょう。
種類の違う肉を入れたり、肉と魚介類を混ぜてしまうのは味がしっかりと決まらないので避けます。
これでグッと美味しく!鍋の具材の下処理
肉類は臭みが気になる場合があるため、下茹でをしたり、血合いをしっかりと取り除きます。
魚の臭みを消すには、塩や酒を振りかけて30分ほど置いておくのがオススメです。貝をそのまま入れる場合は貝殻を洗いましょう。
野菜類でいうと、白菜は水がでるので事前に茹でて水気を絞るか、スープの味を濃いめにすると味がしまりやすくなりますよ。
ちなみに、シメに入れたいご飯や麺類の下処理もご紹介します。
ご飯は水で洗ってバラバラにしておくと鍋つゆと絡みやすくなります。麺類は一度別の鍋で下茹でしてから加えましょう。
鍋の具材は入れる順番があった…
①まず、うま味が出やすい肉や魚介類を入れます。肉といっても鶏肉の場合に限り最初に入れるのがオススメです。味を染み込ませたい白滝もこのタイミングで入れると良いでしょう。
②次に火が通りにくい根菜類、木綿豆腐、椎茸、白菜の根元などを入れ、中まで火が通るようにします。
③最後に火の通りやすい食材(葉物)を入れます。つみれ、豚肉、牛肉は火を入れすぎると硬くなりやすいので、最後に入れると美味しく仕上がりますよ。
さらに美味しい鍋を作りたい方のための豆知識をご紹介します!
鍋の中心ほど火が通りやすい性質があるため、火が通りにくい食材を鍋の中心に入れましょう。火が通りやすく、煮崩れしやすい具材は鍋の外側に入れると具材の形を保ったまま召し上がれます。
鍋を日替わりで食べたい!簡単で少し変わったレシピを紹介
鍋は調理が簡単なので、寒い時期は日替わりで食べたい方も多いでしょう。味を変えたい方のために鍋の作り方とレシピをご紹介します!どれもスーパーなどで手に入る食材できるので是非試してみてくださいね!
①和風鍋に飽きた方に!カレー鍋
しっかりした味が食べたい方はカレー鍋がオススメです。具材にはキャベツ、人参、ウインナー、鶏肉などが合いますよ。
【スープの作り方(1人分)】
水(300cc)と和風だしの素(大さじ½)を鍋に入れ、根菜類や鶏肉などを煮ます。十分に火が通ったらカレールウを1かけ入れ、醤油(大さじ1)、みりん(大さじ1)、酒(大さじ½)を入れてよく混ぜます。 キャベツやウインナーなどを入れて火が通ったら完成です。
②ダイエットしたい人にオススメの豆乳味噌鍋
お腹いっぱい太りにくい鍋を食べられたら最高ですよね。
豆乳は脂質やカロリーが控えめなので、ダイエットをしたい方にはオススメの料理です。具材は豆腐、鶏もも肉、水菜、きのこ類を入れると腹持ちが良くなりますよ。
【スープの作り方(1人分)】
無調整豆乳150ml、だし汁150ml、醤油を少々鍋に入れて火にかけます。十分に温まったら白味噌を大さじ1/2加えてよく溶かします。スープが沸騰したら具材を基本の順番通り入れて完成です。
③さっぱり味がやみつきに…鶏がらスープで塩鍋
クリスマスや年末年始に豪華な料理を食べ過ぎて、胃腸が疲れた方にオススメのさっぱり塩鍋です。具材は白菜、豆苗、もやし、きのこ類、豆腐、鶏肉、つくね、豚肉などオーソドックスなものが良いでしょう。
【スープの作り方(1人分)】
鍋に水を250ml入れ、鶏ガラスープの素と酒を大さじ1/2ずつ入れ、塩・醤油・ごま油を少々入れます。火にかける前に火が通りにくい食材があれば入れておきましょう。煮立ったら、残りの具材を入れて完成です。
まとめ
鍋の作り方は簡単ですが、意外と知られていない基本の具材の入れ方があります。全ての具材を一気に入れても鍋は完成しますが、作り方の基本を守るといつもの鍋がさらに美味しくなりますよ。
いつもの鍋に食べ飽きた方は、家にあるもので変わった味の鍋を作ってみましょう。寒い冬は体の芯から温まって健康に過ごしたいですね。
ライター
おむ
マカロンとソーダフロートが大好き。趣味はファンタジー系の映画鑑賞・ミステリー作品の読書です。