【銀座で買える】ご先祖様も喜んでくれる!? 高級お線香のご紹介

Writer:まっちゃん

2024/08/19

皆様、お盆はいかがでしたでしょうか。
今年は猛暑等、色々あって落ち着かなかった方が多かったかと思いますが、
お墓参りもできて良かった、という方もいらっしゃるかと思います。

そのお墓参りですが、お盆だけでなく来月のお彼岸の際にも推奨されています。
スーパーやホームセンターで購入できる線香でお参りするのも全く問題ないのですが、
ご先祖様が少しでも喜んで頂けるような、高級なお線香をちょっとお試ししてみませんか?
というのが、今回のお話です。

1.安い線香と何が違うの?
私と高級お線香の出会いは、数年前にとある機会に頂いたのが初めての出会いです。
極端な話、高級なものとそうでないもの、その違いはそのまま香りの違いに現われます。
線香の原料は「香木・生薬・椨粉」等々が用いられますが、通常のお線香にはほとんど香木が使われていません。
この香木、沈香(じんこう)・白壇(びゃくだん)の2種類がありますが、
どちらも安定供給が困難になってきている素材であります(なおいずれも日本では産出されない香木です)。

2.沈香を使ったお線香
ベトナムやインドネシア等、東南アジアが産地となっています。
加熱するまでは香りはしませんが、加熱すると強めに香りが漂ってきます。
産地により香りが大きく変わるのも特徴で、「甘い」「酸っぱい」「辛い」「苦い」と千差万別
(ただ強烈な香りではなく、あくまでじんわりしっかりと)。
この沈香の最高級のものは「伽羅(きゃら)」と呼ばれます。常温でも清々しい香りがあるそうです。

3.白檀を使ったお線香
インド原産が多い香木です。ウッディ調の甘い香りが特徴で、おそらくこちらのほうが馴染み深い香りかもしれません。
沈香と違い、加熱以前より香りがあり、加熱することで甘い香りが広がります。
沈香に比べて薄い感じもありますが、余韻を感じるのはこちらかもしれませんね。

4.いくらぐらいのものを購入すれば……?
上にも書いたのですが、なかなかこれらの香木は安定供給が難しいものと言われています。
特に「伽羅」は大変貴重で、百万円以上するものもあるそうです。
そのような「超高級品」は例外として、メーカーさんはだいたい3000円以上~のものを高級線香としているとのこと。
なので、3000円目安、5000円以上であれば間違いない、というところでしょう。

5.購入の仕方
最近はWebショップも充実してお線香も通販で、というのもできるのですが、
お線香の場合は、ご自宅で使用するケースもあると思いますので、店員さんにご相談されながらご購入して頂くのが良いかと思います。
ここでは銀座にある3店をご紹介させて頂きます。ぜひ来店して店員さんにご相談頂ければ幸いです。

<香老舗松栄堂 銀座店>
東京都中央区銀座7丁目3−8 外掘通り沿い 1F
営業時間 10:00~19:00(土日のみ18:00まで)
サイトはこちら

<香源 銀座本店>
東京都中央区銀座4丁目14−15
営業時間 10:17~19:17(定休:金曜日)
サイトはこちら

<香十 銀座本店>
東京都中央区銀座4丁目9−1 B1F
営業時間 11:00~19:00(定休:金曜日)
サイトはこちら

ではよい「線香」に皆様が出会えますよう!

ライター

まっちゃん

中途半端に遠いところから頑張って新幹線通勤するおっさん。
より良い、普段使いのアイテムを日々探し回っています。