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リンダー スターリング日本初個展が銀座・シャネル・ネクサス・ホールで開幕
パンクとアート、反骨とユーモアが交差する作品世界。銀座のシャネル・ネクサス・ホールに、英国を代表する現代アーティスト、リンダー スターリングの日本初個展がやってきます。
50年以上にわたる創作の軌跡をたどる
1954年、リバプールに生まれたリンダー スターリング(Linder Sterling)は、1970年代の英国パンクシーンの只中から頭角を現したアーティストです。
写真やフォトモンタージュという手法を用い、欲望、女性の身体、そしてメディアに流通するイメージのあり方を問い続けてきました。半世紀以上にわたって制作されてきたそのフォトモンタージュ作品は、発表当時と同様に今日においてもなお、挑発的な力をたたえています。
今回、銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催される「LINDER: GODDESS OF THE MIND」は、まさにその創作の変化と深化をたどる回顧展的な構成となっています。
◆ 京都から銀座へ——日本初個展の東京巡回
本展はもともと、今春のKYOTOGRAPHIE 2026の公式プログラムとして、2026年4月18日から5月17日まで京都文化博物館 別館にて公開されたものです。その東京巡回として、銀座のシャネル・ネクサス・ホールへと場所を移す形で開催されます。
東京会場では展示作品の一部が変更されるほか、本展のために新たに制作された最新作6点が加わり、より充実した展覧会へとアップデートされています。京都での会期を逃した方にも、もちろん初めてリンダーの作品と向き合う方にも、見逃せない構成となっています。
◆ 本展の見どころ
展示の軸となるのは、1970年代の初期作品から2025年の最新作まで、約50年にわたる創作の変化を一望できる回顧展的な構成です。
まず注目したいのが、初期を代表する「Untitled」(1979年)や、14点の銀塩写真から成るシリーズ「She/She」(1981年)といった作品群。メディアイメージと女性の身体が鋭く交差するこれらの初期フォトモンタージュは、リンダーの問題意識の出発点を知るうえで欠かせません。
時代が進むと作品はスケールと複雑さを増していきます。2020年制作のライトボックス作品「The Goddess Who Lives in the Mind」は、本展のタイトルそのものでもある一点。光という素材を介して、リンダーのイメージ世界がより立体的に迫ってきます。2021年のフォトモンタージュ「Oedipus」では、神話的な主題が現代的な文脈に読み替えられています。
そして本展の大きな魅力のひとつが、東京会場のために新たに制作された最新作6点の初公開です。2025年のフォトモンタージュ「Vantage-grounds in the changing chaos」をはじめとするこれらの作品は、シャネル・ネクサス・ホールでしか見ることのできないものばかり。京都会期とは一部作品が入れ替わるため、KYOTOGRAPHIE 2026で鑑賞した方にも新鮮な発見があるはずです。
また、開幕日の6月25日(木)・26日(金)には、アーティスト本人が会場を歩くオープニングイベント「Walking with artist」も開催予定です。リンダー自身の言葉で作品世界に触れられる、またとない機会となっています。
◆ 展覧会情報
LINDER: GODDESS OF THE MIND
| 会期 | 2026年6月25日(木)〜8月16日(日) |
| 会場 | シャネル・ネクサス・ホール |
| 主催 | シャネル・ネクサス・ホール |
| 入場料 | 無料 |
| 予約 | 不要 |
| 公式サイト | https://nexushall.chanel.com/program/2026/linder/ |
◆ アクセス・開館時間
シャネル・ネクサス・ホール
〒104-0061 東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 4F
開館時間: 11:00〜19:00(最終入場 18:30)
※6月25日(木)のみ 16:30閉館(最終入場 16:00)
休館日: 会期中無休
アクセス:
東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座」駅 A13番出口より徒歩2分
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅 7番出口より徒歩5分
JR「有楽町」駅 銀座口より徒歩7分
ライター
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ウイスキーラヴァーな元バーテンダー。
