LIQUOR
大寒波に負けない!銀座でウイスキーを飲もう!
最強寒波で寒い!そんな日にはバーでウイスキーを飲んで帰りましょう。
ウイスキーが大好きな元バーテンダーの筆者が独断で選ぶ、寒い日に飲みたい3杯をご紹介します。
さて、バーに行って注文しよう
1杯目
タリスカー10年をソーダ割りで。
タリスカーはスコットランドにあるスカイ島という島で作られたウイスキー。
ウイスキーは原料だけでなく、熟成する環境でもその特徴が形作られます。タリスカーは島で作られるので、海からの強い潮風の影響をたっぷり受け、ドライな味わいのウイスキーとなっています。ソーダ割りにコショウを適量かけてさらにドライな飲み方をオーダーするのも、知る人ぞ知るタリスカーハイボールの楽しみ方のひとつです。
2杯目
グレンアラヒー12年をロックで。
グレンアラヒーもスコットランドのお酒ですが、こちらの蒸溜所はスペイサイドという地域の、どちらかというと内陸側に位置しています。中でも12年ものは酒精強化ワインであるシェリー酒が入っていた樽に原酒を寝かせ、その他ワイン樽など数種類の樽で寝かせた原酒を使って作られたもの。
レーズンのような渋さやハチミツのような甘くてホロ苦いようなそんなウイスキーです。お酒好きな方はぜひまずはストレートで。
3杯目
アードベック ウーガダールをストレートで。
筆者が大好きなアードベックを3杯目に入れちゃいました。
ウーガダールはアードベックの数ある銘柄の中でも、シェリー樽との調和が素晴らしい1本です。一般的なウイスキーであれば、蒸留の後、加水をして度数調整を行いますが、このウーガダールは加水をせずにそのままボトリングしています。当然、度数がとんでもなく高いです(笑)
この加水を行わないことを「カスクストレングス」というのですが、樽由来の味わいやその蒸溜所の特徴を色濃く感じられることから、カスクストレングスを好んで飲む方も多いです。アルコール度数は50度以上あるものがほとんどなので、下手に氷や炭酸で割ってしまうとアルコール特有のエグみが出ることがあります。おすすめの飲み方はストレート、またはお酒と同量の常温のお水で割る「トゥワイスアップ」という飲み方がおすすめです。決して一気に飲まず、お水と一緒にちびちび飲むという楽しみ方をしてくださいね。
おわりに
いかがでしたか?
筆者が寒い日にバーで飲むなら、というテーマで3本紹介しました。どれも個性が強く、1度飲んだら思わずラベルを写真に収めたくなる、そんな3本です。
気になったものがあったら飲んでみてくださいね。
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ライター
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ウイスキーラヴァーな元バーテンダー。