女性1人で車がなくても安全に秘湯に行ける関東のオススメスポット3つ

Writer:おむ

2023/10/10

温泉好き女子に欠かせないのが、知る人ぞ知る「秘湯」ですよね。しかし、人里離れたところに女性が1人入浴しに行くのは危ないのではないか、と思う方も多いでしょう。日常から離れ、人が少ない温泉でゆっくりとした時間を安全に過ごすには、秘湯と野湯の違いをおさえておく必要があります。

また、秘湯といえば交通の便が悪いところをイメージしますね。実際その通りなのですが、車を持っていない女性1人でも行ける秘湯が関東にもありますので、オススメを3つご紹介します!

秘湯に女性が行くのは危ない!?野湯との違いを徹底調査

秘湯と言うと山奥にあって周囲に何もなく誰もいない温泉をイメージする方が多いのではないでしょうか。しかし、実際に調べてみると、「メディアに取り上げられていたので秘湯ではないのでは?」「温泉宿が併設されている場所は秘湯ではないの?」と疑問が湧いてきます。
 

秘湯と区別しておきたいのが「野湯(のゆ/やとう)」です。
 

少し前まで言われていた秘湯とは、山奥など交通の便が悪い場所にあり、人の往来が少ない穴場のような温泉のことを言います。ところが、1980年代頃から秘湯がブームになったことで、近くに温泉宿が併設している秘湯が増えてきています。

 

一方で野湯とは、源泉を利用し、近くに旅館などの観光施設がない場所、つまり、ほとんど自然のままの温泉を指します。
 

この2つの定義を見ると、宿泊施設などが併設している秘湯は女性が1人で行っても安心ですね。しかし、野湯は管理者がいない人目につかない場所なので、女性1人で行くのは危険です。過去にも何度か野湯で女性が巻き込まれる事件が発生しています。
 

野湯で大自然とともに過ごす時間をひっそり味わいたいところですが、野湯を巡る時は複数人のグループなどで行くのが安心でしょう。

女性が1人でも安心して行ける秘湯は関東にもあった!オススメ3つを紹介

メディア情報でみる秘湯は人がたくさん来ていそうですが、山奥など交通の便が悪いところや宿泊者が少人数に限定されているお宿では、1人でゆっくりした時間を過ごすことができますよ。
 

秘湯は関東周辺にもあります。車を持っていなくても行けるオススメスポットを3つご紹介しますね。

①栃木の秘湯宿「奥鬼怒川温泉郷 八丁の湯」

自家用車では行けないほどの山奥にある秘湯宿で、温泉は100%源泉掛け流しです。温泉からは四季折々の自然を楽しめます。全客室数は22部屋と少なく、ゆったりとした時間を過ごせますよ。

アクセスは東武鉄道鬼怒川線の「鬼怒川温泉駅」からバスで女夫淵まで行くと、宿泊者限定の無料バスを利用できます。

【参考:八丁の湯 公式ホームページ

②栃木の那須にある「大丸温泉旅館」

裏山から湧き出すお湯をそのまま100mもある大野天風呂として利用している一軒宿です。露天風呂は混浴が3つ(バスタオル必須)ありますが、女性専用の露天風呂もあり、1人で利用したい方でも安心です。こちらも全室数19と少人数なので、リラックスした時間となりそうですね。

アクセスは東北新幹線の「那須塩原駅」で下車し、バスを利用できます。

【参考:大丸温泉旅館 公式ホームページ

③登山列車で行く「常磐館」

長野県小諸市にある常磐館の展望風呂へは、本館から登山電車を利用して向かいます。1分半の電車旅ですが、この登山列車が非日常をたっぷり味わえる秘湯へと連れて行ってくれますよ。温泉があるデッキは山の斜面にせりだすように建てられているため、大パノラマで自然のパワーを味わえます。

アクセスは長野行き新幹線の「軽井沢駅」で降り、しなの鉄道へ乗換後、小諸駅で下車します。その後は無料送迎バスを利用しましょう。

【参考:常磐館 公式ホームページ

まとめ

秘湯は女性が1人で行くと危ないのか?関東のオススメスポットとともにご紹介しました。野湯は女性1人で行くのは危険ですが、管理者がいる秘湯は安心して利用できます。車がなくても公共交通機関を利用して行くことができる秘湯が関東にはありますので、1人のリラックスタイムやリトリートとして利用してみてくださいね。


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ライター

おむ

マカロンとソーダフロートが大好き。趣味はファンタジー系の映画鑑賞・ミステリー作品の読書です。