国内最大級の国際的アート見本市「アートフェア東京」オタク的な世界観!!

Writer:CHAOLATE

2023/03/16

日本最大級のアートフェアである本展は、「多様性(Diversity)」という世界のアートマーケットのトレンドを体験する場となっています。そのなかで、日本のアートマーケットが継続性を保持しながら、いかに「変動(change)」をしていくか、が今年のテーマとなっています。

 

会場で注目を集めていた作家・ギャラリーをいくつかご紹介させていただきたいと思います。

1. RICOH ART GALLERY(東京都・銀座)
2. 靖山画廊(東京都・銀座)
3. gallery UG(東京都・東品川)

 

1. RICOH ART GALLERY(東京都・銀座)

国内外の最先端で活躍する作家との共創の中から生まれた新しい作品群、それらによる新しい展示を行っているギャラリーです。
会場で惹きつけられた作品は梅沢和木氏のものです。作品のベースとなる素材は、ゲームやアニメキャラクターを中心としたインターネット上にある画像や自分で撮った写真、自身の絵筆の痕跡をスキャンしたものなど。それをデジタル・コラージュし、さらに出力した紙にラメペンやアクリル絵の具で重ね、独自のイメージ世界を完成させています。オタク的な世界観の中にあって、クールでかっこいいなんて最高です。

RICOH ART GALLERY
東京都中央区銀座5-7-2 三愛ドリームセンター 8F/9F
HPはこちら→RICOH ART GALLERY

 

 

2. 靖山画廊(東京都・銀座)

東京・銀座とニューヨーク・チェルシーにある企画画廊です。若い作家も積極的に取り扱っており、「アートを手に入れる喜びを一人でも多くのお客様へ」をコンセプトにしています。こちらのめちゃめちゃ可愛い九尾は「勝田えみ 九尾-Ann-」です。ヒノキの特徴を活かした表現で、柔らかな肌の質感を感じることができます。ほのかに血色を感じるので、思わず触れてみたくなってしまいます。

 

靖山画廊
東京都中央区銀座5-14-16 銀座アビタシオン1F
HPはこちら→靖山画廊

 

 

3. gallery UG(東京都・東品川)

若手アーティストの発掘・育成に力を入れ、アーティストとの関係を大切にしています。
会場でひときわポップな作品を製作したのは戸泉恵徳氏です。昔好きでよく行っていたおもちゃ屋さんのように、全ての色がそこにはあって、そんな輝いている世界を表現している作家さんです。写真かと思うくらい綺麗に描かれています。

gallery UG
東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA ART COMPLEX Ⅱ 2F
HPはこちら→gallery UG

 

会場では、本記事では紹介し切れない作家・ギャラリーが多数ありましたので、引き続き紹介できればと思っております。

 

「アートフェア東京2023」開催概要
会期:2023年3月10日(金)から3月12日(日)まで
時間:3月10日(金) 11:00 - 19:00
   3月11日(土) 11:00 - 19:00
   3月12日(日) 11:00 - 16:00 

会場:東京国際フォーラム ホールE / ロビーギャラリー
入場料: 前売券 4,000円 / 当日券 5,000円

ライター

CHAOLATE

旅を通して感じる”文化、風景、味覚、香り、音、質感”を伝えられたらと思い始めました。
非日常をみんなで共有しましょう。
【好きなもの】旅行、飛行機、宇宙、SF