健康のための日課 毎日実践できますか?

Writer:はるを

2024/01/17

2023年11月

厚生労働省が「健康のための運動ガイド」を10年振りに改訂しました。

その内容は

成人(18歳以上)は「毎日60分以上の歩行(8000歩位)」と「週2~3日の筋肉トレーニング」を推奨すると発表しました。

活動・運動量が多い人は少ない人と比べると、癌・認知症・循環器系病などの発症率が低い報告があるとの事です。

今や癌は、2人に1人の発症率が当たり前になっていますよね。

 

「歩く」って、どのような状態を言うのでしょうか?

毎日何かしらで歩いているので「一日8000歩位って、誰でも歩いているんじゃない?」と、思いますよね。

以前、私自身に不具合があり整形外科に受診した時のことです。

先生が「毎日、歩いていますか?」と、質問してきました。

我が家にはワンコがいるので「毎日、犬の散歩で歩いてます。」と、自信をもって答えたところ「犬の散歩で歩いているのは『歩く』ことにはなりません。」と、返答がありました。

医師による「歩く」は、「一定の時間、必要以外は止まらずに歩き続けること。」を指す。と、教えていただけました。

なので日常生活で、止まったり歩いたりしていることは当然「歩行」にはならず「立っているのと同じ状態。」と、聞き、驚いたことがあります。

なので、毎日8000歩位の歩行。

これはかなり気合いを入れないとならないですね。

 

ご存じですか・・・?

「日本人は世界中で一番座っている時間が長い民族」と、いう事実を。

活動量が低い民族として、一位になってもなんの得もないですね・・・

 

 

さて、もうひとつ推奨されている「筋肉トレーニング」ですが、週2~3日を継続することによって、やはり、癌・心血管・そして糖尿病のリスクが低くなる報告があるとの事です。

糖尿病は一型糖尿病と二型糖尿病があり、生活習慣から罹患するのは「二型糖尿病」になります。

代表的な筋トレは、腕立て伏せやスクワットではないでしょうか。

今は、スマホのアプリにも「無酸素トレーニング」のアプリもあるので、利用する方法もありですね。

慣れない筋トレは、筋肉痛にみまわれて、ちょっと億劫になりますが・・・ 

 

健康で毎日を過ごしている時は、日々の運動を日課にすることを忘れがち。

健康で過ごす時間を長くするために、運動を取り入れるなら、今回改訂の運動ガイドを参考にしてみてはいかがでしょうか?

毎日の実践は、いい結果をもたらしてくれることを願って。

ライター

はるを

趣味 ウォーキング・絵画鑑賞・絵を描くこと。北アルプス穂高連峰の中にある「涸沢カール」への山行が目標!!