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"レイヤス ロドリゴ 写真展" メキシコの文化にふれて
キヤノンギャラリー銀座にて開催中
「レイヤス ロドリゴ 写真展:死者の日(日本のカトリーナ)」
ランチのお店を探していると、CANON GALLERYの文字が目に入った。
外から覗いてみると写真展が開催中のようだ。
今日のランチは蕎麦でさっと済ませてさっそく観に行きました。
開催中の写真展はメキシコの伝統 行事・死者の日をテーマにしたもの。
作者:ロドリゴ・レイエス・マリンは東京を拠点に活動するメキシコ人フォトジャーナリスト。
共同作者:森山直穂美はウルグアイ出身の日本人グラフィックデザイナー。
直穂美さんは生花の教師であり、絵画の経験を活かしてカトリーナメイクを学び
ロドリゴさんと一緒に写真プロジェクトをスタートさせたようです。
メキシコには「死を祝う」という概念があるようで、知らない文化に触れることはとても刺激になる。
本展は死者の日の象徴として架空のキャラクター「ラ・カトリーナ(カラベラ・ガルバンセラ)」を
テーマとした作品群になっているようです。
色鮮やかな写真・作品を通じて、日本ではあまり知られていない祝祭の全貌に触れることができる。
写真に度々登場するオレンジの蝶は「モナルカ蝶」
死者の日に親戚の魂が戻ってくることを表現しているとのこと。
とても鮮やかで美しい作品に感動し、モナルカ蝶について調べてみた。
毎年カナダから何百万匹ものモナルカ蝶が冬の寒さと降雪をしのぐためにメキシコを訪れるようだ。
俄に信じがたいが、カナダ-メキシコ間4500Kmを1世代で旅し、春-夏の北上は4世代かけて行うらしい。
メキシコの「死者の日」は死ぬまでに訪れたい・体験したいリストに入っているが
是非その時は「モナルカ蝶」の飛来に遭遇したいと思う。
奇跡の光景に出会えるように、日頃の行いを意識して生きていこうと思う。
ライター
CHAOLATE
旅を通して感じる”文化、風景、味覚、香り、音、質感”を伝えられたらと思い始めました。
非日常をみんなで共有しましょう。
【好きなもの】旅行、飛行機、宇宙、SF