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上高地河童橋から先に歩を進めて 神秘の池「明神池」を散策
長野県松本市にある日本屈指の山岳リゾート景勝地「上高地」 シーズン中の上高地を何度かご紹介してきました。今は、国道の門も閉鎖されているため、雪深い上高地に徒歩で入山する人の姿も殆どなくひっそりとしています。前回まではシンボルの河童橋までをご紹介してますが、今回は、そこからさらに先にある「明神池」をご紹介いたします。(閉山前の紅葉シーズンの写真です。)この明神池は神秘的な雰囲気で、一ノ池と二ノ池があり「上高地と言えば明神池!」と、沢山のファンがいます。 河童橋からのルートは二つありますが、どちらのコースも1時間前後歩くルートになります。 入口の鳥居です。この鳥居の先、穂高神社奥宮の境内に明神池はあります。木々の葉が茂っている季節は、緑色が目に優しいですよ。 「明神一ノ池」です。小さな祠と神事に使われる赤い船があります。水深は深くはないようですが、底までハッキリと見える綺麗な湧き水です。厳冬期どんなに雪が降って寒くても、全面凍結をしません。池は周遊ができるようになっています。 「明神二ノ池」 一ノ池より小さくて、祠も船もありません。が、このように木々と大きな石が池の中にあります。同じく湧き水で、底まで見え綺麗です。 毎年10月は、穂高神社奥宮例大祭の「明神池お船まつり」が、一ノ池で執り行われます。多くの観光客が、池に集まり神事を見守ります。https://www.kamikochi.or.jp/ 他に「三ノ池」もあるとの事ですが、いまだ発見に至らず・・・。次回、訪れた際には三ノ池を探してみたいと思います。 来月20日過ぎに上高地は長い眠りから覚め、再び開山となります。2024年のシーズンは、どんな顔を見せてくれるのでしょうか。とても楽しみです。
はるを
2024/04/01
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紅葉見ごろの上高地 自然が織りなす色は美しい
10月下旬、紅葉の見ごろを迎えた長野県上高地へ行ってきました。午前3:30頃出発。上高地に向けて、一路、高速を走行です。 通年マイカー規制のため、乗り入れ最終地点の沢渡駐車場に車を置き、シャトルバスに乗り換えて最初の目的地「大正池」に午前6:50着。この時間でも充分に早朝ですが、紅葉シーズンなので人は多かったです。当初、午前5時代の大正池到着を予定していましたが、日が昇らないと、どこもかしこも漆黒の闇。クマとすれ違っても全く分からない状態なので、日が昇ってからの散策にしました。標高1500メートル。気温1℃。時折、雪がちらついていました。かなり寒い中での散策でしたが、感動の中で写した数えきれない写真と動画を宝物として持ち帰って来ました。 見ごろの紅葉をお楽しみください。 この時間の大正池は鳥の声も聞こえず、とても静かでした。風が無かったので、遠方の穂高連峰が綺麗に水面に映し出されていました。まるで鏡のよう。神秘的な姿に感動です。 「焼岳と裸木の白樺」 上高地は、一人で訪れる人が多いんですよ。皆、思い思いにのんびりと散策しています。散策路は、このように木道で整えられている箇所も多いです。 「梓川」も夏場と比べると、かなり水量が減りました。 「色づいたカラマツ並木と梓川」朝日に輝くカラマツを初めて目にしました。「散策路」川は水量が減ったことにより、川幅が夏場より狭まりました。でも、流れには勢いがあり川音もかなり大きいです。そして、いつ見ても川水は透明で綺麗。さすが「梓川」 至るところに「クマ注意!!」の看板があるので、クマ鈴をリュックに付けて紅葉を楽しみながら歩きます。ピリッとした冷たい空気の中に、クマ鈴の音色が心地よく響きます。 「焼岳を眺める」 「上高地シンボルの河童橋と雪の穂高連峰」 「河童橋の張り巡らされたワイヤー」 「河童橋上から仰ぐ穂高連峰」 シンボルの河童橋からさらに40~50分歩くと、「明神池」と呼ばれる池があります。池付近の散策路に大きな鳥居が構えられ、その鳥居が明神池の入り口になります。池は「一ノ池」「二ノ池」「三ノ池」とあり、一ノ池には神事に使う赤い小舟が二艘、奉られた祠のすぐそばに静かに置かれています。この池が非常に神秘的で、絶大なファンも沢山います。この「明神池」の様子も、近いうちにご紹介したいと思っています。 この上高地も、いよいよ11月15日で閉山をします。厳冬期は吹雪くと河童橋も殆ど見えず、穂高連峰も連日雪雲に覆われ、姿を見ることはほぼ皆無な状態になります。15日以降は、シャトルバスが走る国道の門も閉ざされます。15日は河童橋の横で、神官の方々と上高地にかかわる方々による「シーズン中の無事故のお礼」のための閉山式が厳粛に執り行われます。この閉山式を観光に来る方々も沢山いるので、当日は、かなりの賑わいになるんですよ。 いつの季節でも、上高地は変わらない美しさで、私たちを迎えてくれます。機会があったら、是非、シーズン中の上高地を訪ねてみて下さい。 2024年4月の開山まで深い眠りに入る上高地。おやすみなさい。また、来シーズンに会いましょう。
はるを
2023/11/29
6
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雄大な自然を五感で感じる in 上高地
見慣れた華やかな都会の風景も良いけれど、たまぁには、身も心もリラックスできる大自然の風景を満喫してみませんか?長野県松本市にある「上高地(かみこうち)」は、国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)に指定されている、標高1500mの山岳景勝地です。北アルプスの穂高や槍ヶ岳へ向かう登山基地としても有名です。「穂高連峰」は、アルピニスト憧れの山でもあります。「1500m?標高が高くて歩くのが大変そう・・・」その心配はいりません。この標高にしては珍しく、上高地は平地になっています。木道や砂利道はありますが、整備されているので歩きやすいです。なので、履き慣れたスニーカーで大丈夫です! 上高地への交通手段は、車の他に公共交通機関、バス、飛行機などがあります。通年マイカー規制を行っているので、松本方面から来た場合は「沢渡(さわんど)駐車場」から先は、シャトルバスかタクシーで上高地へ向かいます。高山方面からも同じくマイカー規制のため「平湯あかんだな駐車場」から先は、シャトルバスやタクシーを利用します。 今回は沢渡から、シャトルバスに乗って途中下車。1時間ちょっとで歩けるコースをご紹介いたしますね。 それでは出発!! 走ること30分弱。シャトルバスは「大正池」へ到着します。1951年の焼岳の噴火の泥流が、梓川の流れを堰き止めたことによって出来た湖です。訪れた日は風が吹いていたため、湖面に、さざなみが立っていますが、ほぼ無風の時は、遠くの穂高連峰が鏡のように綺麗に映し出されます。湖水はとても綺麗で湖底がハッキリと見えます。 以前は、池が出来た事によって水没した沢山の木が枯れた状態で立っていましたが、時間の経過と共に、枯れ木も殆ど姿を消してしまいました。池の奥にわずかに残っているのが見えます。 カラマツ林に沿って歩くと、梓川が見えてきました。山の雪解けの水が流れているので、夏でも川の水は冷たいです。川底が透き通って見えるんですよ。驚くのは無色透明の水が流れているのに、エメラルドグリーンに見えるという点。写真では分かりにくいですが、実際は、ホント綺麗な色です。梓川の川音を聞きながら、のんびり散策を進めてみましょう。野生のニホンザルが生息している上高地では、散策中に彼らに出会います。お行儀がよく、人馴れしていますが、近寄って来ることはありません。クマも生息していますよ。お散歩中の姿が、よく目撃されています。この日は、遭遇しませんでしたが。クマ除けのベルがあると安心です。 散策中は山でしか見られない花にも出会え、沢山の鳥たちのさえずりも耳にすることが出来ます。 前方にシンボルの河童橋が姿を現しました。どっしりと構える橋は、木製のつり橋です。頑丈なワイヤーが張り巡らされた橋の風格は、まさにシンボル。 橋の上から見る雄大な穂高連峰は圧巻!!しばし、言葉を忘れて目の前に繰り広げられる絶景に見惚れます。言葉に表せないくらいに美しい・・・エメラルドグリーンの色を放つ梓川が、大きく弧を描くように勢いよく流れる様。活き活きとした木々の姿。「あぁ、こんな美しい風景に出会えるなんて・・・」五感で感じた感動は、いつまで経っても忘れません。 帰りは、河童橋から徒歩5分程の所にある「上高地バスターミナル」から、再び、シャトルバスに乗車して戻ります。 真夏でも、20℃を少し上回る気温の上高地。訪れる際には、一枚、羽織れる物を持って行くと安心です。 人々を魅了する上高地。リピーターで訪れる人の割合が、とても高いそうです。私も、その一人です。 非日常の空間に浸ってみるのは、いかがでしょうか?
はるを
2023/07/29
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