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LIFESTYLE
国立西洋美術館常設展 沢山の絵画を観て楽しむ
2回に渡り国立西洋美術館常設展の内容を簡単にご紹介してきました。今回はその続きとなります。それでは、行ってみましょう! 1階は2階の展示室よりも天井が低く開放的な感じはありません。絵と絵の間も狭まっていると思いますし、大きな額装の作品もありますが、比較的小さめな作品が多いと思います。展示数もかなりあり見応えたっぷり。右に左に・・・と移動しながらの鑑賞です。 「ポール セザンヌ」 セザンヌファンも多いですよね。簡単にサッと描かれているように見えますが、色も細かく塗り分けられ、また、川の水の描写も手が込んでいます。模写となると、タッチや色具合を引き出すのはハードルが高そうです。 「ピエール=オーギュスト ルノワール」 ルノワールの描く女性は、肌の色・眼差し・雰囲気など、女性をもっとも綺麗に表現し、また、優しい雰囲気が溢れ出ていると思います。 「カミュー ピサロ」最初、水彩画?と思ったほどに、油彩絵具特有のゴテゴテがなく、サラッとしている絵です。個人的に「ピサロはタッチが軽い!」と、思っています。 「ジョバンニ セガンティーノ」 この絵画は大きな額装で迫力があります。タイトルは「羊の剪毛」 刈った毛のモフモフ感、刈られている羊の表情、柵の向こうの羊達の様子や遠景の木々、どこを見ても丁寧に描かれている・・・と、思います。 「ラウル デュフィ」 近代画家デュフィは、オーケストラをモデルにした作品が他にもあります。この作品にも多くの楽団員がいます。額も絵もお洒落ですね。 西洋美術館の常設展は撮影可能な作品が多いです。来場者は好みの絵画を写したり、じっくりと絵を眺めながら作品を鑑賞しているようです。展示室の広い空間にはソファと図録も置かれてます。企画展のように鑑賞者で溢れて絵が見えない!!そんな状況ではなく、静かで落ち着いた展示室です。 ぜひ、一度、訪れてみてください。
はるを
2024/04/01
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LIFESTYLE
「モネ」のみ絵画展覧会
日本で人気があると言われている印象派の画家「クロード・モネ」の絵画展が、東京上野の「上野の森美術館」で、開催されています。印象派以前の作品から晩年に描かれた作品までが揃い、日本初来日の作品も何点かあるそうです。 モネは同じような構図を、季節・時間・光の加減で視界に映る様子が変化する様子を「連作」として描く事で有名にもなりました。 モネと言えば「睡蓮」ですね。 晩年のモネは、視覚障害を患っていながらも制作には意欲的でした。モネ自身が造り上げ愛した庭は、制作の題材があふれる庭だったようです。 この「モネ展」は、展示作品70点強がすべてモネの作品です。すごい見応えですね。 開催期間終了が間近ですが、機会がありましたら足を運んでみてくださいね。 上野の森美術館 開催期間 2024.1.28(日) ※ 入場はオンライン日時指定予約優先 https://www.monet2023.jp/
はるを
2024/01/17
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LIFESTYLE
写真?えっ!絵画なの!?写実絵画の世界を堪能
写真のように描かれた絵を見た事ありますか?今回は、写実絵画専門の「ホキ美術館」をご紹介いたします。 2010年に開館された写実絵画専門のホキ美術館は、世界でもまれな美術館です。引用:https://www.hoki-museum.jpユニークな外観の美術館です。 そもそも「写実絵画」とは、どんな絵なんでしょうか?美術史などを見ていると「写実絵画」という言葉を、よく目にします。調べてみると「見たままに忠実に描く絵画」と、あります。「落穂拾い」で有名なミレーの絵画も写実ですが、この美術館に展示されている絵はどう見ても写真にしか見えない!と、いう位に精巧緻密に描かれていて、驚きの一言です。引用:https://www.hoki-museum.jp引用:https://www.hoki-museum.jp引用:https://www.hoki-museum.jp油彩画には絵具を塗った筆跡がなかなか良い味を出しているのですが、どの絵にも筆跡が無いに等しい絵ばかりです。 館内は風景から人物・動物など数々の展示絵画があります。「ホントに絵?」目を凝らしてジッと見てしまう程ですが、よく見ると、人の手によって描かれた絵画であることが分かります。是非一度、写実絵画を実際に見て、その技量を感じ取ってみて下さい! 「ホキ美術館」267-0067千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15
はるを
2023/10/10
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FASHION
画家の見た世界を感じて 国立西洋美術館
東京上野にある「国立西洋美術館」コロナ禍で長い間行くことが出来ませんでしたが、「常設展」へ行ってきました。3年ぶりに行くので、嬉しくて足取りも軽やかに向かいました。「常設展」とは言え、絵画やブロンズ像などが沢山展示されているので、その数に驚きます。 これから、鑑賞したお気に入りの絵画を一部ご紹介していきます。目の保養にご覧ください。 1F常設展入り口の自動ドアをくぐり、長い緩やかなスロープ上を歩き2Fの展示室へ。そこは、必要以外の話し声や物音のない、美術館独特の雰囲気が漂う中、来館者は思い思いに絵を鑑賞しています。 「画家が見た世界は、どのような色彩を放ち、また、どのような思いを持ちながら描いたのか?」そんなことを考えながら、私は、絵と向き合い鑑賞して行きます。 館内は照明の光度を下げている為、ほんのりと薄暗い状態です。なので、ブロンズ像は、観る角度によって表情が変わります。 14~16世紀の絵画が展示されている最初のエリアを過ぎると、17世紀の絵画展示エリアに入ります。コルネリス・ド・ヘーム 果物籠のある静物 油彩 葡萄や他の果物のみずみずしさ・布の質感がリアルに描かれていて、いつも、この絵の前では足が止まります。いつ鑑賞しても素晴らしく、見入ってしまいます。イサーク・ファン・オスターデ 「宿屋の前の旅人たち」油彩 この絵画もお気に入りです。初めて観た時に「ビビッ」と来て、感銘を受けた事を覚えています。人々や馬の描写が細かく描かれ、また、活き活きとしています。今にも動き出しそうな雰囲気に私は魅了されます。 数々の展示を鑑賞しながら歩を進め、新館へ入って行きます。新館は、19~20世紀の絵画が展示されています。ジャン=バティスト=カミーユ・コロー 「ナポリの浜の思い出」油彩 19世紀のフランスの画家の作品です。私は、コローの大ファンなので「この絵画に会いたくて常設展に足を運んでいる」と、言っても過言ではありません。縦が175cmの大きなカンヴァスからは、絵具の使い方・色合い・筆遣い・描き方etc・・・ コローの世界を堪能できます。コローは「イタリアに何度か写生旅行をしているので、その時の記憶を元に絵を描いている。」と、言われています。「コローの目に映った世界は、どんな世界だったのだろう?」と、この絵画を観るたびに、そう思います。当時のイタリアの女性の衣服の様子が、よくわかりますね。 20世紀の展示には、日本で人気のある「モネ」「ルノアール」の絵画も展示されています。モネの睡蓮はカンヴァスがとても大きいので、見応えがありますよ。 この続きはまた後ほど、ご紹介できたらいいな・・・って、思っています。 私は来月も常設展へ行って、鑑賞を楽しもうと思っています。
はるを
2023/07/29
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GINZA STYLES編集部【広告】
2024/12/04
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